山春建設 建築士 山田のブログ
2016年11月
2016.11.25
エアコンの交換
冬の足音が近づいてきましたが、まだまだ暖かい、、、と思っていたのは束の間、
急に寒くなりましたね。
エアコンが壊れて交換のご相談をいただいたお客様も、「まだ暖かいし、ストーブもあるから、年内くらいで・・」とおっしゃっていましたが、もとより最速がモットーの当社、さっさと工事を進め、ご期待以上に早く完成しました。
取り外し中の 既存エアコン
フロンガスも慎重に回収して、処理工場に渡します。
新しいエアコンが付きました。
強力で省エネ製抜群の新型エアコン(22~25帖用)です。
この数日後にぐっと寒くなり、お客様も胸をなでおろしていました。
2016.11.15
断熱性が良いと表面結露にも有効な理由
2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)の研究結果より
壁表面結露はカビの原因。断熱性が高い家は表面結露をなくして、健康被害を事前に防止します。
北側の外壁に面した通気の悪い部屋、押し入れなどは暖かく湿度の高い空気が入り込むと、冷たい壁表面温度で冷やされて結露します。
これを防ぐには気温の高い状態を保って(=断熱性能が高い)空気中の相対湿度を下げることで、結露しにくくすることです。
上図のように冷たい壁面に湿度の高い空気が触れることで結露が起きます。
また、壁内に湿度の高い空気が入り込むことで、「壁内結露」を起こしますが、吸湿性のある断熱材を使っていると、断熱性能の低下や壁内のカビの発生につながりますので、工事に当たってはこれらを防止する正しい知識を備えていなければなりません。
当社ではこれらの壁表面・壁内結露、その対策についてのセミナーをはじめいろいろなテーマで開催していますので、お気軽にお問合せいただければと思います。
2016.11.10
断熱性のポイントは壁の表面温度
2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)の研究結果より
暖房しているのに寒いと思ったことはありませんか?
断熱性能が高いと、外気が冷えても外壁側の壁の温度低下が少なくなります。
体感温度は(室温+壁表面温度)/2で表すことができます。
下の写真は当社が施工した家ですが、エアコンの設定温度が22℃、連続運転3日目の朝の
外断熱住宅です。通常は壁の温度より低い床の表面温度です。
玄関付近の床 (床材:無垢パイン)
キッチンの床 (床材:タイル)
平成28年省エネ基準を上回る断熱性能を標準仕様で発揮しますので、冬でも暖かく過ごせます。また、トイレやお風呂など、特定の部屋だけが極端に寒いということはありません。
また、外断熱構造の利点として壁内結露を起こしませんので、冬は十分な加湿をしていただいても心配ありません。
2016.11.06
寒くなってきましたが外断熱で快適
秋も深まり、最低気温が一桁の日も出てきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
この秋に引越しました、私の自宅もエアコンを入れました。
設定22℃ で運転3日目 外気温8℃の朝です。
リビングの温湿度計は正確に計測中してくれています。
外断熱構造と気密の高い家で、妻・子と一緒に断熱効果確認中です
2016.11.02
断熱性が良いと部屋の気温差が少ない
2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会(HEAT20)の研究結果より
私もお客様からよく聞かれる質問です。
この資料のように部屋間の温度差が大きいと不快なだけでなく、ヒートショックのように命に係わる
事態にもなりかねませんね。
下の画像が当社の標準的な断熱仕様で建てた家の床の温度です。
(リビングのエアコン稼働2日目 22℃)
エアコン設定 22℃ 玄関付近 20.8℃ 床材:スウェーデンパイン
洗面所 20.4℃ 床材:強化ビニル床タイル キッチン 20.7℃ 床材:磁器質タイル
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